1998年に始まった平日の17時からのこの番組、終わるって時になって「西沢さんがいない!」と騒ぎになりました。ある人の携帯電話にボイスメッセージがあり、それが放送されてそのまま終わりました。
「皆さん、長いことGROOVE LINEを聞いていただいてありがとうございました。皆さんがこの録音されたものを聴いている時には、僕はもうJ-WAVEにはいません。僕はずっとやりたいことをやってきて、やりたいことをやれる場所をずっと探してきて、これからもずっと同じことをやっていきたいと思います。そういう生き方を、毎日の放送の中で、ものを皆さんに届けるとか情報を聴いてもらって、とかじゃなくて、僕が生きてる中で感じたことをみんなと共有して、皆さんがくれたことを僕も共有して成長するっていうことをいつの間にか目標にしてたんで。まあ、J-WAVEのラジオ番組の中では異色だったと言われますけど、それはそれで、目的、趣味、興味があることが変わってきちゃったという部分では長くやりすぎちゃったんだと思います。最後ぶん投げて、逃げちゃうのも、最後ぐじゅぐじゅとみんなにありがとうございましたって言われるのが嫌で、自由を最後まで貫き通そうと思ってやることなんで、どうか許してください。さすがにグッときますね。ありがとう、ほんとに皆さん。感謝します。ピストン西沢は、これにてGROOVE LINEという番組で皆さんと触れ合うことはなくなります。これからはSNS頑張ってくんで。そちらをぜひとも応援お願いします。それじゃ、さよなら!失礼します!」
9月29日を最後に、この番組が歴史になって非常に寂しく感じます。夫もこの番組をよく聴いていたらしく、夫婦でこれをradikoタイムフリーで聴きました。いつJ-waveをつけても彼の声が聞こえてきていたから、彼は私にとってまさに「J-waveの顔」。…ラジオなんだから「顔」じゃなくて「声」ですね。お疲れさまでした。