ロシア・ビヨンドは時々、昔ながらのものや彼らにとって定番のものを紹介してくれる読みやすい記事を掲載しています。時々というより、かなり頻繁に。大好きです。
「ロシアの三つ編み」とはどんなもの？やロシア人女性にとって三つ編みは何を意味するのか？など、現代に生きている私にもできて、誰にも気付かれないほどにちょっとだけロシアに触れていられる三つ編みに関する記事はとても魅力的です。今の私は真似をするにはまだ髪が短いのできれいに髪を伸ばすためにヘアクリップやシュシュで髪をまとめたり、吸水性の高いマイクロファイバーでできたヘアドライタオルを使い、ドライヤーの温度を下げたりして頑張っています。
私は既婚者だから彼らの伝統では2本の三つ編みを…でも、日本ではそれはあまりにも幼い少女を思い起こさせるので1本の三つ編みを自分で編む練習をしています。今では以前より丁寧に編めるようになりました。
私の両親は理容師、そして自宅とは別の場所に店を出している家庭でしたから、親に髪の毛を切ってもらうのは自然なことでした。しかしそのためにはお客さんの来ない時間が必要でした。その昔景気のよかった、しかも近所に住んでいる人だけがお客さんではないターミナル駅近くのうちの店には、そんな時間は滅多にありませんでした。肩まで切ってもらっては腰まで長く伸びていくのは常のこと、当然のことでした。今は子どもたちの面倒を見るために同じように滅多に美容院には行きません。昔の私は髪を三つ編みにすることはなかったから、もったいないことをしたかもしれないな、と思い出しながら髪のお手入れをしています。
